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これからの装置

測定装置

プラスチックフィルム、樹脂材料、コーティンクフィルム、有機EL発光素子、これらに使用する封止バリア膜を測定する際、
検出限界値となった場合によく用いられる手法が薄膜化、すなわちバリア膜を薄くして測定または厚くして測定するなど
厚み依存での膜の評価を行い、その結果をある指標を用いて換算し水蒸気透過率、ガス透過率の値としている場合があります。

これまでの測定

確かに、検出限界値以下を測定する様々な方法を検討し、バリア膜の厚み依存性などをパラメータに測定もされてきてると言えるでしょう。
しかし、適正値とは言えません。

測定値から言えること

検出限界値を超えている場合、そのもの自体を測定数値を見る以外に適正な水蒸気透過率、ガス透過率とは言えません。
検量線作業などで、標準コンダクタンスエレメントを用いて測定装置での絶対値校正作業を行ったうえで、測定した数値の傾きの差分をみて初めて適正な測定結果と言えます。

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